赤ちゃんを連れて車でのお出かけに欠かせないのがチャイルドシート。
どのメーカーがいいの?
何を見て買ったらいいの?
初めての子供の時はなおさら、何を買ったらいいのかわかりません。
私には、どれも同じに見えました。
値段の違いも、それぞれのメーカーがどう違うのかもさっぱり分からず。
勢いで初めて買ったものは、思っていた感じと違くて買いなおししました。
これが私のチャイルドシートの買い替えライフの始まり。
コストはかかったけれど、子どもの年齢に合わせて買い換えてよかったと満足しています。
そこで、実際に使用したチャイルドシートの
- 購入理由
- 実際の使用感
と何度も買ったからこそ、おすすめできるチャイルドシートを紹介します!
チャイルドシートは、使い心地の他にも、予算や車の使用頻度なども大事です!
これから、チャイルドシートを買いたいけど、何を買ったらいいのかわからない!と思っている人の参考になれば幸いです。
※写真のチャイルドシートはすべて昔の商品のため、最新バージョンを載せております。


【0歳】コンビ「クルムーブ」

初めての購入は、コンビの「クルムーブ」。
当時はISOFIX対応の車に乗っていなかったので、ベルトタイプを購入。
今の車はISOFIX対応している車がほとんどみたいです。
【コンビミニ】の店頭で
- ベビーカー
- チャイルドシート
- ベビーラック
これらをまとめて、10万円セット!というキャンペーンを見つけて、
一緒に買ったほうが安いんじゃないか?と思い、一気に購入しました。
今考えると恐ろしいですね。
この時は、まさかすぐ手放すなんて思いもしませんでした。
良く調べずに勢いで買ってしまったのが、ダメでした。
でも今振り返ると、そんなに悪いものではなかったのではと、当時の自分に伝えてあげたい。
ただ、自分の生活スタイルに合わなかっただけ。
それでは、コンビの「クルムーブ」について紹介します。
購入理由
コンビのチャイルドシートには、「エッグクッション」という車の揺れや衝撃から守る衝撃吸収素材が使われています。
「柔らかいエッグクッションに、すっぽりおさまって気持ちよさそう」
「簡単に回転できて車の乗せ降ろしが楽そう」
と思ったので、回転できるこのタイプに決定。
そして、限定色をチョイス。
キャンペーンとあって、選べるチャイルドシートが限定されていて、ほとんどわからないまま選んだという感じです。
キャンペーンや限定に惑わされちゃだめですね。
- エッグクッションが使われている
- 回転できる
- 限定色があった(キャンペーンでお得に買えた)
実際の使用感

実際使ってみて、この「エッグクッション」の効果は分かりませんが、とにかく「クッション」が多い印象。
周りのクッションがペラペラしていて、たまに乗せる時に、子どもの足がひっかかってしまい乗せずらいことも。
でも、シートは回転するので外に向けることで、車内には乗せやすかったです。
使い始めて気付いたことは、一人で運転するとき、チャイルドシートを後ろ向きにしてしまうと赤ちゃんの顔が見えないということ。
これはちょっと不安になり、一人で車に乗るのが心配に。
首が座るころには前向きにできたのですが、今度はクッションのおかげか窮屈そうで、運転中気になって仕方がありませんでした。
当時の私は、神経質だったのかも。
そして、以下の理由から早々に、買い替えを検討し始めました。
- 後ろ向きも前向きも窮屈そう
- 運転中は後ろ向きにすると赤ちゃんの顔が見えない
- 回転して簡単に乗せることができた

【0~2歳】アップリカ「フラディア」

買い替えを検討したときに、見つけたのが「平ら」なベッドになるアップリカの「フラディアシリーズ」。
これがかなり優秀でした!
購入理由

我が子たち、車内では、とにかくよく寝る。
なので、座ったまま寝てしまうとどうしても首が苦しそうに見えてしまう。
大人でも、座った姿勢で寝ると首が痛くなりますよね。
どうしてもそれをイメージしてしまって、解決できるチャイルドシートを探したら見つけました。
この「平ら」になるチャイルドシート!
しかも、前向き、後ろ向きもできるから、車内のどこにいても対応可能!
当時は、付属の日よけ(サンシェード)がついているかどうかで値段が変わったので、我が家は、日よけなしの安いほうを購入。
こちらのチャイルドシートは本当にとても重宝しました。
- チャイルドシートが簡単に平らになる
- 3段階リクライニングで前向き・後ろ向き・ベッドと360°動かすことができる
実際の使用感

3段階リクライニングで、前でも、横でも向けられるので1番自由度が高い。
リクライニングするときは、ちょっと慣れが必要ですが、慣れてしまえばとても簡単。
移動中寝てしまったら、「平ら」にしてあげるとぐずることなく寝続けてくれました。
きっと寝心地もよかったのではないでしょうか。
車内で授乳をした時も赤ちゃんを寝たままシートに乗せてそのままお昼寝なんてことも。
横向きにしていると、運転席からも赤ちゃんの顔が見えるので安心です。
そして、背が伸びてドアに足が当たるようになると「平ら」にできません。
唯一の購入ポイントだった「平ら」の機能が使えなくなりました。
そしたら、簡単にリクライニングができる、もっと軽いチャイルドシートを検討することに。
寝る体勢を作ってあげたいという人は、我が家のようにチャイルドシートの買い換え時期がやってくるかもしれません。

2、3列目にアップリカ「フラディア」
上の写真は、双子の時に「フラディア」を買い足し、2列目に2つ着けようとしたら、チャイルドシートの頭の部分が当たってしまい2列目3列目につけた様子。
3列目の子は、運転席から遠くてあまり見えません。
車内はとにかく狭いです。
家族で出かける時は、私は常に3列目。
- 前でも、横でも向けられるので1番自由度が高い
- 横向きでも赤ちゃんの顔が見えて安心
- 「平ら」にするとよく寝る
【2~5歳】エールベベ「スイングムーン」

アップリカが狭くなってくると、エールベベの「スイングムーン」へ買い替えました。
上の子の時に使い心地が良かったので、双子の時にもう1つ買い足して使用。
5歳くらいまで使用していました。
購入理由
これを購入した理由は、片手で簡単にリクライニングができること。
そして、シートの横幅が広いこと。
車の座席を傾けることなくリクライニングしてくれて、寝心地もよさそうです。
横幅も広いので、当時は、適当なものをあたまの横に挟んでいました。
今は、クッションもついているみたいですね。
また、シートベルトで固定するので、足元が広くなりました。
足元に、荷物が置けるようになったことはうれしかったです。
- 片手で簡単にリクライニングができる
- シート横幅がフラディアよりも広い
- シートベルト固定なので足元が広くなる
実際の使用感
実際にリクライニングするときは、ちょっと力が要りますが、簡単にできます!
寝たらさっと、リクライニングしてあげると首まわりにゆとりができ寝心地がよさそうでした。
車内の足元もすっきりするし、1歳くらいに買い換えるならこれにすればよかったかも。
前回のチャイルドシートよりも軽くなったので、付け外し時に楽になりました。
- ちょっと力がいるけど、片手でリクライニングができた
- リクライニングすると、頭周りも広くすっきり
- 足元も広くなり、車内がすっきり
- シート自体が軽くなって付け外しが簡単
【5歳~7歳】グラコ「コンパクトジュニア」

さて、いよいよ幼稚園の後半の頃にもなると、体つきがしっかりしてきます。
そこで、安くて軽いグラコ「コンパクトジュニア」を購入しました。
購入理由

購入した理由というよりも、まだ使えるエールベベの「スイングムーン」を手放した理由は、車内を広くしたかったから。
また、車の乗り降りも子ども自身ができるようになってくると、大きなチャイルドシートよりもコンパクトのほうが乗り降りがしやすいのではと思ったからです。
そして、ドリンクホルダーがついていたほうが、自分で飲み物が取れて良いと思ったのでグラコの「コンパクトジュニア」にしました。
しかも、値段が今までのチャイルドシートよりはるかに安い!
まあ、買い換えるほうがコストがかかるんですけどね。
この時は、子どもと車内の快適性を求めてしまって新しく購入してしまいました。
- 車内を広くしたかった
- 軽くてコンパクトだからつけ外しが楽
- ドリンクホルダーがあったほうが便利だと思った
- 低価格
実際の使用感

ジュニアシートになると、車が急に広く感じました。
取り付けるというよりかは、座席に乗せるだけ。
あとは、シードベルトが子どもの首に当たらないように、工夫するだけなので、本当に簡単です。
それは、100均のシートベルトカバーを使用。
一番欠点と感じるのは、座っているとジュニアシートと背中の間に隙間ができやすくなること。
でも、子ども達が自分で直したり調節できるようになるので心配はいりません。
そして、急に助手席に乗りたいと言われても、持ち運びが楽なのですぐできます。
ただ、便利だと思っていたドリンクホルダーはいまいち。
ドリンクホルダー部分が浅く、水筒を持ち運ぶことがほとんどなので水筒をドリンクホルダーにおいたら倒れてしまいます。
たまに、小さなお菓子を入れたりごみを入れたりする程度で、ほとんど使用していません。
ドリンクホルダーはなくても良かったかも。
- 座席に乗せるだけ
- シートベルトの工夫が必要
- 簡単装着なため、ずれることもある
- ドリンクホルダーはなくても困らない(不要)
背もたれ無しジュニアシートにはヘッドレストを

グラコのジュニアシートになってから、一番困ったのが、寝てしまったとき。
赤ちゃんの頃から車内で寝ることが多かったので、成長しても寝ることは多く。
そして、寝たときの首が本当に痛そうで、何とかならないかと思っていたときに見つけたのがこちら。
このヘッドレストピロー、すごく便利です!
使わないときは上げられます。 片方だけでも可能
これがあれば、車が曲がったときに横に体が倒れていかないし、隣の子にもぶつからないですみます。
2年ほど付けていますが、2つとも今のところ、壊れていません。
ただ、今の子供の身長(現在125㎝)だとジュニアシートに座らないと頭がこのヘッドレストピローに届かないです。
そのため、法律上6歳までの着用義務が過ぎた今でもジュニアシートは使っています。
おすすめチャイルドシートまとめ

さて、今まで使ってきたチャイルドシートを紹介してきました。
グラコの「ジュニアコンパクト」は今もまだ、使っています。
チャイルドシートは、
- 各家庭の車の大きさ
- 車の使用頻度
- 誰が運転するのか
- 何歳から使うのか
によって使いやすいさや、座れるチャイルドシートが変わってきます。
では、今回紹介したチャイルドシートを人気の商品と共にまとめました。
コンビ・クルムーブ
小さめ赤ちゃんにとっては、新生児から4歳くらいまで使えるこの「クルムーブ」シリーズがおすすめ。
新生児から使えるということは、クッションを外してスペースを広げても、それなりの広さです。
狭さが気にならないという人におすすめ。
アップリカ・フラディア
お出かけ頻度が多かったり、帰省などで0歳児の時から長距離で移動の予定がある場合は「フラディア」シリーズがおすすめ。
エールベベ・スイングムーン
「スイングムーン」シリーズは、なるべくお金をかけたくないけど、簡単にさっとリクライニングするものが欲しいという人におすすめ。
チャイルドシートの横幅が広いので、成長しても狭さを感じさせないのが大きなポイント。
グラコ・コンパクトジュニア
「コンパクトジュニア」は、車内をすっきりさせたい、子どもが乗らないときはチャイルドシートを外せるようにしたいという人におすすめ。
軽くてコンパクトなので帰省した際などの車の乗り換え時も、楽にすぐ付け替えることができます。
まとめ

いかがでしたでしょうか。
振り返ってみると、同じように見えて特徴が違うチャイルドシート。
チャイルドシートは、結構高い買い物。
でも車に乗るからには必ず必要なもの。
コスパを重視するのか、快適性を求めるのか。
是非参考にしてみてください。
納得のいくチャイルドシートに出会えるよう応援しています!