神戸市の王子動物園はパンダがいる数少ない動物園。パンダの愛くるしい姿は見る人を虜にしてくれますよね。
そんな王子動物園にちょっぴり寂しいニュースが。王子動物園に長年いたパンダのタンタンが2020年7月に契約期限が終了し、中国に返還されることに。
タンタンがいなくなった後、王子動物園のパンダはどうなるのか、現在日本には何ぴきいるのか調査してみました。
王子動物園のパンダが返還でいなくなる?
王子動物園の雌のパンダのタンタンが中国に返還されることになります。
返還されてしまうと王子動物園のパンダの数は何頭かというと・・・ゼロ。
ここ10年程は王子動物園にはこのタンタンただ1頭だけだったのです。それが返還されるとなると王子動物園からはパンダがいなくなるんです。
王子動物園といえばパンダがいる動物園!という風に知られていただけに残念でなりませんね。
王子動物園のパンダのタンタンは現在何歳?
王子動物園にいた唯一のパンダであったタンタンは現在24歳。
2000年に中国から借り受けて20年経った今返還の時が来てしまったわけです。
24歳というとパンダでいうと高齢の年齢。パンダの寿命は20年から30年といわれていますのでタンタンは長生きしている高齢パンダなんですよね。
中国の四川省が故郷のタンタン。
2020年7月の返還期限を機に故郷の四川省に帰ることが決まっているようで、さみしいことではありますが余生を故郷で過ごすのはタンタンにとってもいいことなのかもしれませんね。
こちらは王子動物園の公式ツイッター。タンタンの返還についてツイートしていますね。7月が返還期限ということではありますが正式にいつかは決まっていないようですね。
タンタンが中国に帰ることが決まりました。返還時期はまだ決まっていませんが、返還する1か月半前にはお知らせする予定です。
帰ってしまうのは非常に寂しいですが、今まで皆に元気を与えてくれたタンタンに、ありがとうの気持ちを伝えていきたいと思います。
返還について
https://t.co/nny3KSITBb pic.twitter.com/UhBt7lV7YL— 神戸市立王子動物園(公式) (@kobeojizoo) May 19, 2020
パンダは日本に何頭になる?2020年現在の数は?
王子動物園のパンダのタンタンが中国に帰ってしまうとなると、パンダの数はとうとう1桁に。
2020年現在、日本にいるパンダの数は王子動物園のタンタン含め10頭なので、タンタンが返ってしまうと日本で飼育されているパンダは9頭になってしまいます。
その9頭はというと・・・
和歌山県のアドベンチャーワールドの6頭
日本では2か所のみとなってしまいます。パンダがどれだけ貴重な存在なのかわかりますね。
王子動物園のパンダグッズはどうなる?
日本の中で数少ないパンダがいる動物園の王子動物園。タンタンがいなくなってしまうと王子動物園のパンダはゼロということになります。
王子動物園にはパンダグッズもたくさん販売されています。パンダプラザというお土産屋さんにはパンダ関係のお菓子やぬいぐるみがあるわけですから、今後どうなるのでしょうか。
このままパンダプラザもなくなってしまうなんてさみしすぎる。
王子動物園側もパンダを飼育してきた実績があるわけですからパンダを飼育できる環境は万全にあるわけです。
現在は新しいパンダがくるという情報はありませんが、中国側には要請しているとのこと。
王子動物園のパンダプラザで売られているパンダグッズはそのまま残り、新しいパンダを出迎えれるようにする可能性が高いですね。
最後に
王子動物園の長年マスコット的存在であったタンタン。なんと20年もの間王子動物園にいたんですね。
高齢となり中国へ帰ることになり、日本でタンタンがみられなくなることは非常に残念ではありますが、故郷である中国に帰るのはタンタンにとってはうれしいことなのかもしれませんね。
今まで長きにわたり王子動物園でたくさんの愛くるしい姿を見せてくれたわけですから感謝してもしきれない。お疲れさまといってあげたいですね。
中国に帰っても元気に楽しく過ごせることを日本にいるみなさんが思っていることでしょう。
タンタンがいなくなると王子動物園にはパンダがいなくなるわけです。さらにいえば、日本国内でのパンダの数は1桁の9頭に。
上野動物園と和歌山県のアドベンチャーワールドでしかパンダに会えないわけです。
寂しいのはさみしいですが、今後、新しいパンダ誕生や中国からやってくる!などの嬉しい情報が待ち遠しいですね。
タンタンがいつまでいるのかは正式にはまだ発表されていません。正式に買える日が決まったら王子動物園より発表があるそうです。
それまでは王子動物園でパンダのタンタンの姿がみれるわけで、今は王子動物園に行けなくてもきっとタンタンの姿を発信してくれることでしょう!